「頭の中に浮かんだアイデアを仕事で具現化できるのは、何よりの楽しみです」

オリンピックが迫り、ゲッティイメージズのカメラマンも最終準備に取り掛かっています。一大イベントのために数年に渡り行なってきた努力が、頂点に達する時がいよいよやってきました。

水泳競技の撮影を担当するのは、アル・ベロ、クリーブ・ローズ、アダム・プリティです。リオ五輪のテストイベントの撮影のために、リオに入ったアル・ベロに話を聞きました。

「リオ本番に近い環境で撮影することができ、本番をイメージすることができました。開催までの準備を一生懸命行なっているところです」

アル・ベロにとってテスト大会の撮影は、自分のテクニックや新しいクリエイティビティを試す絶好のチャンスとなった。

「水中撮影に興味を惹かれる理由は、普通では見ることのできない様子を見せることができるからでしょう。今回はプールの中と外という2つの世界から、競技を見ることができる写真に挑戦しました。しかも、1つの画面で見せたくて辿り着いたのが、この写真です。頭の中に浮かんだアイデアを仕事で具現化できるのは、何よりの楽しみです」

オリンピックの撮影に使用する新テクノロジーの1つは、Canon EOS-1D X Mark IIを搭載したロボットカメラハウジング。より高品質な水中写真を撮影できるようにするために、専用ハウジングの製作には6ヶ月もかかったが、リモコンでカメラを自由に回転、方向転換、ピント合わせできる。

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ロボットカメラハウジングと一緒に写るベリョ

「競技が始まる何時間も前にカメラを設置しなければならないのですが、プールで起こる様々な状況を思い描きながらいろいろ試してみる必要があります。ちょうどそれは、画家が絵を描き始める前の白いキャンバスのような感じでしょうか。頭の中でレースの様子を想像し、最高の写真が撮れるようにカメラを置くのです。思い通りにカメラを配置できなかった場合でも、プールデッキから調節でき、水中に潜って直す必要がないところが、素晴らしいです」

思いのまま操作できるこの新テクノロジーのおかげで、クリエイティビティを最大限に発揮できるというわけだ。

「私だけでなく、チームメンバーのアダム・プリティもクリーブ・ローズも、できる限りクリエイティブになって撮影することを望んでいます。才能、経験、創造性が豊かで、素晴らしい写真家たちばかりですので、今までとは違った写真をお届けできると思います」

アル・ベリョの創意溢れる水泳写真は、ゲッティイメージズをご覧ください。