性別に対する固定観念が徐々に崩れていくにつれて、広告やメディアでは女性の表現の仕方に変化が起こっています。実際に「エンパワーメント・ウーマン(社会的な力と自信を持って活躍する女性)」というキーワードの検索数は、去年と比較して722%上昇し企業ブランドは女性を肯定的な方法で描き始めています。

この流れは、広告やメディアそして日常生活でも、“より平等な世界”をビジュアル化することで世界を変えていくことができると教えてくれます。5つの広告キャンペーンを通して、それぞれの国が描く新しい女性の姿をご覧ください。

 1. 「See What’s Possible(可能性を見出す)」

ブランド:Neutrogena(ニュートロジーナ)

キャンペーン:グローバル

スキンケアブランド、ニュートロジーナのグローバルキャンペーンは、可能性に満ち夢を追う女性の姿を描いています。女性の身体的特徴に注目せず、可能性を見出し達成する姿を描くことで、女性の意思の強さが伝わってきます。

 

2. 「Rule Yourself(自分を支配するのは自分)」

ブランド:UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)

キャンペーン:アメリカ

スポーツメーカーのアンダーアーマーにとって女性は、華奢で、かよわいイメージではありません。広告キャンぺーンの中で、アメリカ女性体操選手チームの意思の強さと強い決意を描いています。

 

3. 「Share the Load(育児や家事を分担しよう)」

ブランド:Ariel(アリエール)

キャンペーン:インド

以前に比べて、女性がキャリアを目指して働くことが多くになっていますが、家事や育児をこなす女性の役割もまだまだ残っています。“平等な世界”は、女性が職場でより良い機会を得ながら、男性が家庭を支える役割を持つことです。洗濯洗剤ブランドのアリエールは、広告キャンぺーンを通してその必要性を語りかけています。

 

4. 「理想の母親(Mother’s Smile)」

ブランド:VAN HOUTEN COCOA(バンホーテン ココア)

キャンペーン:日本

仕事と家庭の両立に毎日が必死で、「理想の母親像」とのギャップを感じて悩む女性たち。しかし、子供の目を通して見えたお母さんの姿こそが「理想の母親像」だったのです。ココアブランドのVan Houten(バンホーテン)が日本向けに制作した広告キャンぺーンは、笑顔で自信を持って頑張れるよう、母親たちを応援しています。

 

5. 「Give a Damn(気にしてよ)」

ブランド:Budweiser(バドワイザー)

キャンペーン:アメリカ

 

ビール広告に水着美女が使われる時代は終わりました。そこでBudweiser(バドワイザー)が制作したのが、大女優のヘレン・ミレンを起用した飲酒運転防止の広告です。70歳のヘレンが飲酒運転の愚かさをストレートに語る姿からは、年齢を超えた美しさが感じられます。

 

現代の女性の姿を描いたビジュアルを、ゲッティイメージズのLean Inコレクション​からご覧ください。